リノベーション協議会の「適合R住宅」、累計8.1万件に
24年度は前年度比0.8%増
(一社)リノベーション協議会は、優良なリノベーション基準を満たす「適合リノベーション住宅(R住宅)」の累計発行件数が8.1万件になったと発表した。
R住宅とは、下地組や給水・排水管など13項目に関する的確な検査を実施した上で、必要な改修工事を施し、その記録を住宅履歴情報として保管することなどを求めるもの。それぞれの段階において、同協議会が独自に基準を定めている。
近年の発行件数の推移をみると、2018年度の7288件をピークに4年連続で減少し、22年度は5623件となった。一方、23年度の件数は反転増加となり、6000件台に回復。24年度も前年度比0.8%増え、6431件と2年連続で増加した。

エリア別の発行件数については、首都圏が75.9%と4分の3を占めトップとなっている。次いで、関西圏8.2%、東海圏が5.0%と続く。3大都市圏以外のその他エリアの合計は、10.8%だった。
また、企業別のR住宅発行件数については、大京穴吹不動産が1105件で1位。2位以下はインテリックス(1010件)、エフステージ(987件)、未来都市開発(710件)となっており、上位4位には全て買取再販型事業を主体とする事業者が並んだ。
なお、請負型の事業者でトップだったのは全体6位のリノベる。発行件数は328件となっている。

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