2025.6.16
R6年度リフォーム受注高、 4%増の13.8兆円
住宅減少も非住宅好調
令和6年度のリフォーム受注高は、前年度比4.2%増の13兆8303億円になったことが、国土交通省の「建築物リフォーム・リニューアル調査」で分かった。このうち、住宅分野は4兆1318億円(同3.3%減)と落ち込んだのに対し、非住宅分野は9兆6984億円(同7.7%増)と好調だった。
詳しい内訳をみると、住宅分野では増築工事が554億円(同7.9%増)と堅調な伸びをみせたものの、一部改築工事が1444億円(同10.1%減)、改装・改修工事が3兆2517億円(同1.9%減)、維持・修理工事が6803億円(同8.8%減)と3項目が振るわなかった。
一方で、非住宅分野については改装・改修工事、維持・修理工事賀9兆941億円(同8.3%増)と大きく増加。そのほか、増築工事が4005億円(同0.4%増)、一部改築工事が2039億円(同0.0%増)と全ての項目で減少がなかったことが、好調な業績につながった。

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