積水化学工業、カーシェア車両を非常用電源に活用
トヨタと連携でまちづくりPJに導入
積水化学工業 住宅カンパニーは、トヨタ自動車のカーシェアリングサービス「TOYOTA SHARE」をまちづくりプロジェクト「リードタウン」に導入し、シェア車両を非常用電源として活用できるようにする。
リードタウンは、環境・インフラ技術やまちの運営管理・スマートサービスなどの提供を通じて安全・安心・快適な暮らしを提供する取り組み。埼玉県朝霞市の「あさかリードタウン」をはじめ、関東を中心に展開している。
一方、トヨタ自動車のTOYOTA SHAREは、24時間365日、専用スマートフォンアプリから車両を手配できるモビリティサービス。
今回、リードタウンの住民向けアプリ「NiSUMU」とTOYOTA SHAREの専用アプリを連携させ、リードタウンの居住者向けにシェア車両を用意する。住民向けの専用価格を設定しており、気軽に利用してもらいたい考えだ。
また、シェア車両は災害時の非常用電源としても活用することが可能。車両の燃料が満タンであれば、最大で一般家庭の約5日分の電力を供給できる。
住民の利便性を高め、レジリエンス性を確保することでまち全体の付加価値向上につなげる。
