2024.12.11

リフォーム受注高、好調から一転し6%減

住宅、非住宅ともに減少

 

令和6年度第2四半期における建築物リフォーム・リニューアル工事の受注高が、前年同期比6.0%減の3兆4147億円になったことが、国土交通省の調査で分かった。

そのうち、住宅にかかる工事の受注高は同10.1%減の1兆132億円、非住宅に係る工事の受注高は同4.2%減の2兆4015億円。第1四半期は住宅が1兆1966億円、非住宅が2兆6214億円と直近5年間で過去最高だったが、今回は反転し減少となった。

住宅分野を工事種別に詳しくみると、一部改築工事が191億円(同61.4%減)と大きく減少。そのほか、維持・修理工事1320億円(同31.1%減)、改装・改修工事8474億円(同3.0%減)と減少が目立つ。増加は増築工事の147億円(同14.6%増)のみだった。

また、非住宅は全種別で減少。増築工事が850億円(同22.9%減)、改装・改修工事、維持・修理工事が2兆2640億円(同3.4%減)、一部改築工事が525億円(同0.1%減)となった。