建築士サポートセンターの運用開始
改正省エネ法・改正建基法の円滑な施行に向け
国土交通省は、改正建築物省エネ法と改正建築基準法の全面施行に向け、「建築士サポートセンター」の運用を2024年11月から神奈川県、埼玉県、長野県など一部地域で開始した。遅くとも25年1月までに全国での運用をスタートさせる予定だ。
改正省エネ法には「原則すべての新築建築物に対する省エネ基準への適合の義務化」、改正建基法には「木造戸建住宅等に係る建築確認手続きの見直し」、「木造戸建住宅等の壁量計算の見直し」といった市場への影響が大きいと見込まれる内容が盛り込まれており、これらが2025年4月からいよいよ施行される。
こうしたなか、国交省はこれらの改正法を円滑に施行するため、「建築士サポートセンター」を各都道府県に1箇所ずつ配置することを決定していたが、このほどその運用を開始した。
建築士サポートセンターとは、建築確認申請の手続きや申請図書の作成といった事項ついての不明点を、建築確認の実務に詳しい建築士などのサポート員に相談できる場所。同省はホームページで改正省エネ法・改正建基法に関するオンライン講座の実施やテキストの公表をしているが、それらを参照しても分からないことがある場合に、サポート員に対して個別計画に係る相談ができる。
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