大東建託、グループ賃貸仲介業者を完全子会社化
店舗網・ブランドは共存
大東建託は、グループ会社のハウスコムと株式交換契約を締結し、同社を完全子会社化する。
大東建託は、事業ポートフォリオの見直しやグループ会社との親子上場の在り方を見直す審議を進めてきた。
その結果、賃貸仲介業を展開するハウスコムについては、中長期的な視点を持って安定した経営を行うことが難しいと判断。ただ、両社が行う様々な施策の方向性は同じであることから、それぞれが単独で事業を行うのではなく、大東建託グループ全体で取り組むことでグループ基盤を盤石にできると考え、今回の完全子会社化に至った。
完全子会社化によって、①賃貸仲介店舗網・ブランドの共存、②ITシステムの共同開発の推進、③人的資本経営の推進、④グループリソースの共有による提供サービスの拡大、⑤上場維持に係るコスト削減、の5つの効果が見込めるとしている。
なお、完全子会社化によってハウスコムは25年1月30日付で上場廃止となる。
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