大和ハウス工業、東急Re・デザインから木造住宅リフォーム事業・新築事業を取得
リフォーム、木造賃貸などの事業拡充につなげる
大和ハウス工業は、東急Re・デザインの子会社であるTRDホームズの全株式を取得する契約を締結し、2024年4月に100%子会社化する。
TRDホームズ社は、東急Re・デザイン社が保有する戸建リフォーム・新築事業を吸収分割する会社。今回の子会社化により、大和ハウス工業は戸建リフォーム・新築事業の拡大を図る。
具体的には、TRDホームズ社の戸建リフォーム事業を活用して、大和ハウス工業の戸建住宅の顧客に対して、リフォームの提案や施工サービスを提供することで、顧客満足度の向上を図る。また、TRDホームズ社の新築事業を活用して、大和ハウス工業の戸建住宅の販売エリアも拡大していく方針だ。
東急Re・デザインは、東急グループの住宅・不動産事業を担う東急コミュニティーの子会社として、戸建住宅やマンションなどのリフォーム、新築戸建住宅や賃貸住宅の企画・設計・施工、オフィス・商業施設の請負・企画・設計・施工・監理などを手掛けている。首都圏を中心に事業を展開しており、木造施設建築における豊富な施工実績や技術開発力、専門性の高い人材、協力施工会社400社のネットワークを有している。
特にリフォーム分野では各種コンクールにおいて優秀な成績を残しており、近年では賃貸住宅の供給にも注力してきた。
大和ハウス工業は、2026年度を最終年度とする「第7次中期経営計画」において、「新築からストックのグループ連携強化」や「木造商品のラインアップの拡充」を進めている。こうしたなかで、東急Re・デザインの強みである戸建リフォーム・新築事業を、TRDホームズ社を通じて取得することとした。
この取得により、大和ハウス工業は木造住宅を中心としたリフォーム事業を強化するとともに、賃貸住宅における木造商品のラインナップ拡充を図っていきたい考えだ。
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