スノーピークが考えるアーバンアウトドア戦略

住宅関連企業とのコラボで実現する新しい住まい価値とは

創樹社が主宰する住まい価値総合研究所は、2019年8月30日、第44回スマカチシンポジオ「スノーピークが考えるアーバンアウトドア戦略~住宅関連企業とのコラボで実現する新しい住まいの価値とは~」を開催した。

アウトドア用品などの分野において国内外で高い人気を誇るスノーピーク。現在、アーバンアウトドア事業を推進しており、その一環として工務店などの住関連企業を特約店として登録し、「野遊びできる家」の提案を推進している。この「野遊びできる家」は、住宅のハード部分の提案というよりは、アウトドア用品を活用しながら、自然を感じながら日々を過ごすための生活提案。アーバンアウトドアをテーマに、新しい住まいと暮らしの価値を創造しようとしている。

また、新潟県新潟市の戸建分譲住宅プロジェクト「つながる街『天野エルカール』」(全10戸)では、住宅棟と共有地の監修を担当。街区内に設けて共有スペースを通じて、地域内のコミュニティを醸成する提案なども行っている。

今回のスマカチシンポジオでは、スノーピークにおいてアーバンアウトドア事業を担当している吉野真紀夫氏を講師に迎え、アーバンアウトドア事業の概要や今後の予定などを紹介してもらった。

スノーピークのTokyo HQ3(東京都渋谷区)で 開催された第44回スマカチシンポ
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住まい価値総合研究所(スマカチ総研)はハウジング・トリビューンなどを発行する(株)創樹社の30周年事業として、住まいや住生活にかかわる幅広い業種の企業が集まって2014年にスタートしました。関連行政機関や団体、学識経験者、メディアなどの協力を得て、さまざまな視点から住まいや住生活に関する研究活動に取り組んでいます。