戸建ての買取再販の新規参入相次ぐ 意思決定を強力に支援するサービスも
Housing Tribune Weekly vol.786
新築価格高騰を背景に、戸建ての買取再販市場へ参入の動きが活発化している。
ケイアイスター不動産は、地方・郊外で中古住宅の買い取り、平均価格1700万円台で供給する「中古住宅再生事業」に本格参入した。同社はこれまで、需要が堅調な1都3県および関西エリアなど都市部において新築分譲のシェア拡大を図ってきた。一方、今後は地方・郊外エリアで「中古住宅再生事業」を本格展開し、ターゲットエリアを明確に分けた新築分譲との「二刀流戦略」で全国シェアを拡大させる。
タカマツハウスは超高級レンジの戸建て再販に挑戦する。建築資材高騰やサステナビリティへの関心の高まりを受け、「本質的な豊かさ」や「合理性」を重視する顧客の価値観変化に対応。「卒タワマン」層をはじめとした富裕層に特化し、強みである仕入れ力を生かして高クオリティな邸宅をプロデュースする。第一弾物件は「ミラクラスRe-Style恵比寿」(東京都渋谷区)。JR山手線他「恵比寿」駅徒歩12分の閑静な住宅街にある築約20年のミサワホームの地上2階地下1階建てを内外装ともに大幅に改修した。販売価格は4億6900万円。7月2日の販売開始以来、約1週間で8組の問い合わせがあるなど反響は上々だ。金田健也取締役専務執行役員は「リノベーション戸建事業は、仕入れた土地の出口を多様化するための戦略の一つして始めた。戸建買取再販マーケットは広がっているが、都心の好立地でどれだけ受け入れられるかは未知数。しっかり見極めていきたい」と話す。第二弾以降は、仕入れや市況をみながら慎重に進めていくという。
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