New   2026.3.30

断熱材の大幅値上げ相次ぐ 4月から4割アップも 中東情勢緊迫化、原油高騰が直撃

Housing Tribune Weekly vol.771

 

中東情勢の緊迫化に伴うホルムズ海峡の事実上の封鎖や、原油価格の爆発的な高騰を受け、住宅建材においても多くのメーカーが「大幅値上げ」を相次いで発表している。特に原油・ナフサを主原料とする、ポリスチレン、ウレタン、フェノール樹脂などの発泡プラスチックボード系断熱材は、これまでにない規模の改定の動きが出てきている。

カネカは3月19日、押出法ポリスチレンフォーム断熱材「カネライトフォーム」の価格改定(値上げ)を発表。4月1日出荷分から現行価格に対し40%の値上げを実施する。中東情勢の不安定化により、原材料費やエネルギーコスト等が大幅に上昇しており、自助努力では限界に達しており、今後の安定供給のためには価格改定を実施せざるを得ないと判断した。

デュポン・スタイロは3月23日、価格改定を発表。押出法ポリスチレンフォーム断熱材「スタイロフォーム」について5月1日出荷分から40%の値上げを実施する。原材料費やエネルギーコストの大幅な上昇に加え、物流費を含む諸経費も継続して上昇しており、価格改定を実施せざるを得ないと判断した。

高性能硬質ウレタンフォーム断熱材「キューワンボード」などを展開するアキレスは3月24日、建材商社や工務店などに対して「緊急連絡」を発行。中東情勢の緊迫化に伴い「一部製品における出荷数量・納期・取引条件等の調整」「特定の地域・用途向け製品における供給制約の発生」「原材料調達条件の変化等を背景とした価格条件見直し」が生じる可能性があると通知した。


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