GX志向型住宅の補助が3カ月で終了 普及へ好調な滑り出し
Housing Tribune Weekly vol.738
7月22日、子育てグリーン住宅支援事業で展開している「GX志向型住宅」の補助金申請受付が終了した。5月14日の交付申請受付の開始から約3カ月で総額500億円の予算を使い切ったことになる。
GX志向型住宅は、断熱等性能等級6、一次エネ消費量削減率△35%などZEHの上をいく次世代の高性能住宅として打ち出され、160万円/戸という補助金がつけられた。交付申請受付は第1~3期の3段階に分けられ、第1、2期は各期の予算上限額150億円に達した場合にいったん受付が終了し次月から再度交付申請受付が開始、上限に達しなかった場合は残予算が次期に持ち越されるという方法が取られた。5月14日に注文住宅が、5月30日から分譲住宅が、6月30日から賃貸住宅の受付が開始された。
補助金額は高いものの、断熱等性能等級6、一次エネ消費量削減率△35%という高性能な家づくりがどれだけ行われるか大きな注目を集めたが、蓋を開けてみれば交付申請は5月82億800万円(5130戸)、6月98億2400万円(6140戸)の計180億3200万円(1万1270戸)と順調に推移、同様の推移が続けば9月中にも予算上限に達するとみられていた。しかし、7月に入って様相が一変、第3期開始前日の6月30日の予算消化率は36%であったが、以降、申請件数が急増、約20日間で残りの64%分、320億円を消化した。
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