建材のEPD取得の動きが加速 日本繊維板工業会は業界平均で取得目指す
Housing Tribune Weekly vol.710
脱炭素を背景に、建築業界全体で建築物のライフサイクル全体を通した二酸化炭素の排出量、ホールライフカーボン削減に向けた動きが活発化する中で、建材業界ではEPD(製品環境宣言)取得の動きが加速している。
特に建材業界で重要になるのが、建物の運用時以外の資材製造・施工・修繕・解体の段階に排出されるCO₂、エンボディドカーボンだ。そのエンボディドカーボン評価の土台となるのが、建材の製造に必要な原料の採取から使用、さらには廃棄に至るまでのすべての工程における環境負荷を定量的に評価する手法LCAである。 EPDとは、そのLCAの手法を用いて定量的に製品の環境情報を表示する環境ラベルで、世界各国でISOに準拠した運営団体が管理。EPDを見れば、製品単位のLCCO₂(ライフサイクル全体でのCO₂排出量)をはじめとする様々な環境負荷情報を知ることができる。
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