2024.12.9

住宅業界初、積水ハウスが100%再生可能部材の家づくりプロジェクトを発表

 

「循環する家」2050年販売目標に

積水ハウスは12月4日、再生可能な部材のみで作る完全循環型の住宅を2050年に販売する目標を発表した。「循環する家(House to House)」プロジェクトと題し、住宅業界におけるサーキュラーエコノミー移行をけん引する。同社では、新築施工およびアフターメンテナンスと改修時に排出される廃棄物を全国21ケ所にある自社施設「資源循環センター」に回収し、資源を細かく分別しすべてリサイクルしているが、「住宅の部材として返ってきていないのが現状」(積水ハウス 仲井嘉浩社長)という。今後、その拠点を生かし、サプライヤーと協力して再生可能な部材の共同開発を進める。仲井社長は「2050年ごろまでに『House to House』を実現できる家を発売したい。ただ、これは我々だけでは実現できない非常に難しいプロジェクトだと考えている。サプライヤーの方たちと一致団結してリサイクルの開発、研究を重ね、住宅業界の未来を変えていきたい」と語った。


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