空き家、所有者不明土地対策を一体的に推進

政府は「所有者不明土地等対策の推進のための関係閣僚会議」を開催し、「空き家対策と所有者不明土地等対策の一体的・総合的推進（政策パッケージ）」を公表した。総務省、国土交通省、法務省など各省庁、関係行政機関が連携し、政府一体となって総合的な対策を推進する。

空き家と所有者不明土地は、人口減少や相続の増加などを要因とし、今後も増加が見込まれるため、対策の強化が急務となっている。地域では、空き家と所有者不明土地が混在しており、地域の機能維持や経済活性化を図るためには、両対策の連携を進め、また、部局間連携によって対策の中心的な主体である市区町村の業務の円滑化・効率化を図ることが重要になっている。このため、政府は政策パッケージを展開。空き家対策及び所有者不明土地対策を一体的・総合的に推進し、空き家・土地の有効活用や適切な管理を図り、地域経済の活性化に繋げていく。

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