2022.8.22

ウイングら3者連携で2×4高性能住宅を開発、エスクロー活用で普及

Housing Tribune Weekly Vol.595

2×4工法のコンポーネント事業を展開するウイングが中心となり、野原住環境、(一社)建設業総合支援機構と連携して「2×4高性能住宅パッケージ」を開発し提供を開始した。住宅省エネ化の要求が高まる中で、対応しきれない中小工務店などを支援することが目的だ。

2050年脱炭素化の実現に向けて国は数々の住宅省エネ化の新たな施策を打ち出す。2022年4月、住宅性能表示制度が改正され、ZEH水準の「断熱等性能等級5」、「一次エネルギー消費量等級6」が新設された。これに伴い、10月1日から、省エネ対策の強化として、認定長期優良住宅・認定低炭素住宅・建築物省エネ法に基づく性能向上計画認定に係る誘導基準が、断熱等性能等級5/一次エネルギー消費量等級6に引き上げられる。地域型住宅グリーン化事業などに取り組む中小工務店などを支援し、豊富な実績を持つ(一社)建設業総合支援機構の本橋秀之会長理事は「ここ数カ月、地域工務店から『10月からどのように対応していけばいいのか』といった問い合わせが急増している」と話す。


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