三井不動産が築50年賃貸住宅を再生 リノベを超える価値提案が加速
Housing Tribune Weekly vol.583
老朽化した既存ストックに新たな価値を加え、生まれ変わらせる取り組みが加速している。三井不動産は青木茂建築工房と共同しリファイニング建築による「老朽化不動産コンサルティングサービス」を展開、東急不動産は再生建築研究所と連携して再生建築を推進する。内外装や設備の更新といったリフォームにとどまらない取り組みが広がっている。
このほど三井不動産は、第6号目となるリファイニング建築物件「シャトレ信濃町」(東京都新宿区)を竣工した。既存の建物を壊さず、その特性を生かして再生する建築手法「リファイニング」で、築50年の旧耐震の賃貸集合住宅を再生。また、現代の賃貸市場に合わせた間取り構成や商品企画により、新築に近い賃料設定を実現した。リファイニングでは、銀行からの長期借入を実現するために、徹底した躯体の調査・補修および補強を行った上で、設備や内観を新築同等に再生。竣工後には建築済証を取得する。建替えと比較して工事費の低減、工期の短縮が可能で、高い事業性を実現。CO2削減にも寄与する。また、リファイニング建築の場合、建築基準法の緩和措置があるため、現状の建物規模が維持できる。
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