2021.8.10

鋼板価格高騰で金属建材の価格改定相次ぐ

Housing Tribune Weekly Vol.545

鋼板価格の高騰により、アイジー工業、ケイミューと金属系の建材メーカーが相次いで価格改定を発表した。足元の中国経済の回復による需要増などによる鉄鉱石、鋼板価格の高騰が大きな要因だ。

国内の鉄鋼業最大手の日本製鉄によると、鉄鋼の原材料となる、粉鉱石の市況価格(1トン当たり)は、2020年7月の約100ドルと比べて、2021年7月には約200ドルへと2倍近くにまで上昇。「中国の銑鉄生産が減少しない中で、中国以外の地域での需要回復、原料の出荷懸念等もあり、価格は高止まり」(同社)している。


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