キトサンエアロゲル
エビやカニの甲殻から得られる天然高分子のキトサンを骨格とした超低密度の多孔体。微細な繊維が絡み合う三次元網目構造を持ち、体積の約97%が空隙となっているため、優れた光透過性、断熱性能を発揮する。耐湿性に課題があったが、産総研が独自の工程を加えることで撥水性を付与する技術を確立。耐湿性を大幅に改善することに成功した。窓用の断熱材などとしての用途展開が期待されている。
掲載 Housing Tribune vol.543(2017.9.22)
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