エンゼルケア

えんぜるけあ

亡くなった人の処置のこと。病院などの看護の場で、故人を人生の最期にふさわしい姿に整えることを言う。もともと日本では「湯灌」という儀式があった。納棺前に家族といっしょに故人の体や髪、顔をきれいにし、化粧や身支度を施す。元気なときの故人に近づけ、家族との別れにふさわしい姿にするものだ。在宅での介護が推進されるなか、最近では介護の場でも、エンゼルケアを重視する事業者が出てきている。