熱電併給型バイオマス発電

ねつでんへいきゅうがたバイオマスはつでん

 

発電の際に発生する排熱も利用し、電力とともに供給するバイオマス発電。とくに、木質バイオマス燃料を使用する場合、発電のみだとエネルギー変換効率が25%程度で、石炭火力発電所の40%程度と比べ低い。熱も利用することで、75%程度までエネルギー変換効率が向上する。木質バイオマスの活用が進んでいる欧州では、地域熱供給に木質バイオマスが多用されていることからも、電力だけでなく熱利用も進める必要がある。