New   2026.10.23

大和ハウス工業 東京・大阪での高額・高級戸建分譲住宅に注力

京都、神戸、福岡、リゾート地も展開視野に

大和ハウス工業が高額戸建分譲住宅に注力している。東京・大阪の一等地を中心に1億円以上の「高額分譲住宅」や2億5000万円以上の「高級分譲住宅」の販売を強化し、契約金額を伸ばしている。

令和8年都道府県地価調査に関する記者レクチャー会を開き、分譲住宅、マンション、物流施設各事業の取り組みを報告した。

分譲事業の市況は厳しい状況にある。全国の新設住宅着工戸数のうち戸建分譲住宅は、2022年度の14.4万戸から25年度には11.5万戸へと下落した。その中で、同社の戸建分譲は独自の存在感を示している。2026年4〜7月の契約実績は、全体の販売対象戸数は約30%減となった一方、契約金額(土地・建物合計)は前年同期比12%増と伸長した。エリア別に見ても、首都圏では販売対象戸数が32%減少する中で契約金額は14%増加、西日本でも戸数29%減に対して金額は8%増と、1戸あたりの単価上昇が全体の売上を牽引している。

戸建分譲事業において、注力ポイントとなっているのが都市部を中心とした「高額・高級分譲住宅」だ。タワーマンションと競合する利便性の高い立地において、1億〜2億5000万円の「高額分譲住宅」を展開。2025年度実績では東京50棟、大阪10棟を販売した。販売物件の一例として、現在東京都豊島区では敷地約23坪延床約40坪の木造3階建て住宅を1億8980万円で供給している。


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