節までリアルに再現した木目柄の金属サイディング「プレシャスウッド ノッティSF」

美しい外壁デザインを実現する技術

LIXILは、飫肥杉の木目の模様を基に、節までリアルに再現した「プレシャスウッドノッティSF」を展開する。深絞り成型とiD塗装で天然木の豊かな表情を演出する。

「プレシャスウッドノッティSF」の施工イメージ。木目のデザインが住宅外観を引き立たせる

LIXILは、彫りの深い柄デザインと多彩なカラーを組み合わせた、デザイン性の高い金属サイディング「Danサイディング 深絞りシリーズ」の提案を強化している。

なかでも、人気の高い木目デザインの新たな選択肢として展開するのが「プレシャスウッドノッティSF」だ。大きなポイントは、天然木の節ありデザインだ。〝節〟は、木材らしさを感じさせる一方、配置によっては節が目立ち、外壁全体で見た際に不自然な印象になりやすい。そのため、節を前面に出した木目柄はこれまであまり多くなかった。これに対して同社は、銘木「飫肥(おび)杉」からデザインデータを採取。iD塗装(インクジェット塗装)で、板の部分的な色のばらつきや節をリアルに再現した。天然木では節が一カ所に集中するなどのクセがあることも少なくないが、その部分では印刷による表現の自由度を生かし、「データ上で節の配置やバランスを調整して外壁材として採用しやすいよう工夫した」(外装建材事業部外装管理室商品開発チーム 細井彰チームリーダー)。さらに人工的な柄の繰り返しを抑えるため、サイディングに多い1m周期での柄の繰り返しを避け、製品長である12.5尺(約4m)を一つの柄としてデザインしている。加えて、1梱包内に4パターンの異なる柄データを同梱し、壁面に張り上げた際に同じ柄や節が隣り合わない工夫を施した。

基材には、同社が誇る深絞り技術で表面に2・0〜2・5㎜の立体的なエンボスを形成。古木の風合いから着想を得た木目デザインを採用している。エンボス加工とiD塗装が組み合わさることで、光の当たり方によって、日向ではより深い陰影が生まれ、日陰では木目や板ごとの色の違いが強調される。

カラーは、幅広い住宅とマッチする「SWノッティベージュF+」と、色が濃くアクセント使いでも引き立つ「SWノッティオレンジオーカーF+」の2色。外壁全体の一体感を高めるため、窓まわりや出隅に使用する役物部材にも本体と近似色の木目印刷を施したものを用意している。塗膜表面には、高耐候なフッ素系クリア塗料とセルフクリーニング機能を備えた「セルフッ素コート」を採用し、「塗膜の変色・褪色15年保証」が可能となっている。

同製品は、金属サイディングならではの耐凍害性や、既存外壁の上から施工できる軽量性も強み。寒冷地や、既存住宅外壁のカバーリフォームでも採用できる。質感のある意匠性と金属サイディングの機能性を生かし、外壁提案を広げる商品として、採用拡大を図っていく。

「プレシャスウッドノッティSF」は天然木の“節あり”の表情豊かな木目デザインが特長

LIXIL
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