三菱地所/三菱地所設計/清水建設 385mを支えるダイヤグリッド 自由度の高い空間を実現する三角形の骨組み
「TOKYO TORCH Torch Tower」の防災・耐震技術に関する現地説明会を開催、385mの建物を支えるダイヤグリッド構造などの施工現場を公開した。
東京駅日本橋口前で開発が進む「TOKYO TORCH(トーキョートーチ)」街区。約3.1haの大規模複合開発で、10年超の事業期間をかけて4棟のビル開発が進められてきた。その集大成として建設が進められているのが「Torch Tower」(東京都千代田区)である。最高高さ385m、地上62階・地下4階、延面積約55万3000㎡で、商業施設、エンタメホール、オフィス、ホテル、賃貸レジデンス、展望台の多種多様な機能を備える。
三菱地所、三菱地所設計、清水建設が、建設が進められている「Torch Tower」の建設現場において、メディアを対象とした防災・耐震技術に関する現場説明会を開催した。
超高層建築は、一般的に海外では高くなるほど細くなるが、日本の大規模開発では高くても太いことが特徴と言われる。「Torch Tower」は、高さ約400m×100m四方の平面を持つ世界的にも珍しい超々高層ビルで、風の揺れには有利だが地震の揺れには厳しい。首都圏直下型地震と南海トラフ地震が30年以内の発生確率が7割超と言われるなか、南海トラフ地震の長周期地震対策が必須となる。特に関東平野の地盤は高さ250m以上の建物と共振しやすい性情を持つ。このため「Torch Tower」は建築基準法が定める耐震性能の2倍という目標耐震性能を設定した。

この極めて高い耐震性能を確保するため、建物外周を強靭な構造として用いる外殻構造を採用、建物の大きな幅を生かして安定性を確保した。
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