屋根改修市場で存在感を強める 意匠性、施工性に加え耐久性向上にも寄与
OHVAN(田島ルーフィング)
大判化で美しい仕上がりと施工時間短縮を実現
「改修用通気雨押えセット」で壁と屋根の取り合い部の通気を確保
シングル材ならではの表情豊かな意匠性
住宅用プレセメント付シングル屋根材「OHVAN(オーヴァン)」の販売が好調だ。2025年の秋口から出荷が増加、同年7~12月の出荷量は1~6月比で5~6倍に達した。販売面での新たな取り組みが実を結んだことが大きな要因だが、そのベースには「オーヴァン」のさまざまな性能や特徴に対する評価が市場で高まってきたことが指摘できよう。
「オーヴァン」は、屋根改修に適したアスファルトシングル材。シングル材に石粒を接着したもので、石粒の色によりさまざまな色合いを表現できる高い意匠性が大きな特徴だ。ブラック、ブラウン、グレーの3色を揃え、シングル材ならではの異なるトーンが生み出すやわらかな雰囲気と、カラフルでリズム感のあるデザインを実現する。サイズは1000㎜×409㎜、働き幅(葺き足)182㎜と一枚のサイズが大判であること。この182㎜は既存の化粧スレートと同じサイズで、施工後に既存屋根の段差が目立たず、違和感のない美しい仕上がりを実現する。また、従来1㎡当たり7~9枚が必要であったものが5・5枚で済み、通常3~4日かかる施工が2日で完了することから施工の合理化にもつながる。
特に住宅事業者やリフォーム事業者などから評価が高いのが既存の外壁の通気層を塞がないこと。一階屋根部分を改修する場合、一般的なカバー工法では壁の通気層を塞いでしまうケースがあるが、同社は「改修用通気雨押えセット」を用意、壁と屋根の取り合い部に用いることで通気を確保できる。耐久性向上に寄与し、住宅の価値を落とさない屋根リフォームが可能となる。
一方、施工面の魅力も大きい。シングル材にあらかじめ接着剤(シングルセメント)を塗布する「プレセメント加工」を自社工場で行うことで、現場で接着剤を塗布する手間が省ける。さらに専用釘も独自に開発した。カバー工法で通常の釘を使用すると既存屋根の硬さに負けて曲がってしまう打ち損じが多く発生する。専用釘は既存屋根材の上からしっかりと打ち抜ける硬いものだ。この「プレセメント加工」と「専用釘」で既存屋根により強く密着するため、強風で飛ばされるリスクを防ぐ。最大風速80m/sの自社試験に合格する強さだ。
屋根施工事業者と連携しての住宅・リフォーム事業者への提案、展示会でのアピールが実績につながり、戸建住宅だけでなく集合住宅のリフォームでの採用も増えてきた。同社では5年後に25年比10倍の販売を目標に掲げ、その販売にさらに力を入れていく。

田島ルーフィング
☎03-5821-7713
https://tajima.jp/
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