旭ファイバーグラス 超細繊維の「アクリアα」がさらに進化
より低密度でR値3.3、軽量、長尺で施工性向上
旭ファイバーグラスは、従来の「アクリアα」の繊維よりさらに細い繊維で断熱性能を向上させた
「アクリアTSα」を開発、生産を開始した。軽量で長尺品であるため、運搬効率と施工性を大幅に改善する。

同社の「アクリアα」は、超細繊維の採用により、厚さ105㎜、密度36Kで、熱伝導率0.032W/(ⅿ・K)、熱抵抗値3.3㎡・K/Wを達成する。これは温暖地の5~7地域において断熱等級6までは付加断熱なしの充填断熱だけで対応できるレベルだ。5~7地域において、付加断熱なしで断熱等級6まで達成できる点が大きな強みとなっている。
主力商品である「アクリアネクスト」(厚さ105㎜、密度14Kで、熱伝導率0.038W/(ⅿ・K)、熱抵抗値2.8㎡・K/W)は、主に断熱等級4・5の家づくりに最適で、全出荷量の5割を占める。しかし、住宅高断熱化のニーズの高まりを受け、アクリアαの割合も増えてきている。「大手ハウスメーカーの住宅は、断熱等級6がボリュームゾーンになってきている。その動きに引っ張られて、中小ビルダーも断熱等級5・6へ、住宅高性能化の動きが加速している。戸建ての着工数は落ちているが、高性能断熱材の出荷量は増加している。25年は、面積ベースでは90%程度に減少しているが、高密度・高性能な製品への移行により、重量ベースでは100%を超えて推移している」(同社)。
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