(一社)プレハブ建築協会、設置完了型応急仮設住宅の試作棟を公開
災害初期の早期提供に向け、保管を検討
(一社)プレハブ建築協会が、設置完了型の応急仮設住宅の試作棟を完成させた。災害時に備え、さらなる開発を進め、新築型の仮設住宅との併用供給を目指す。
(一社)プレハブ建築協会が、運搬して設置、接続するだけの応急仮設住宅の試作棟を完成させた。同協会は、24年1月に発生した能登半島地震の被災地に4467戸の応急仮設住宅を建設した。ただ、供給する被災地が地理的に移動時間がかかる場所だったこと、さらに道路や上下水道などのライフラインが寸断されたことなどから、資材の運搬、労働力確保が難航し、工期が長期化した。全国から協力する職人が集まったものの、宿泊施設は金沢市内など被災地から遠い場所にしか用意できず、そこから珠洲市などの被災地に向かうまでに片道4、5時間かかり、作業時間が限られてしまった。こうした反省を踏まえ、同協会規格建築部会は、設置完了型の応急仮設住宅の開発を開始。今回の試作棟完成に至った。
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