(一社)日本サッシ協会、「快適な住まい情報室」を開設
サッシ4社で窓の断熱改修による熱中症リスク低減をアピール
(一社)日本サッシ協会が情報発信の新たな窓口として「快適な住まい情報室」を開設した。
第一弾の取り組みとして、三協立山、不二サッシ、LIXIL、YKK APの4社で窓改修による熱中症対策を呼び掛ける。
世界気象機関によると、2024年の世界の平均気温は15.10℃で、記録のある1850年以降で最も暑い一年になった。熱中症警戒アラートの発令回数をみると、2024年は1722回で過去最多。21年比では約3倍に急増している。
また、総務省消防庁のデータによれば、直近4年間で熱中症によって救急搬送された人の数は、2021年が4万7877人だったのに対し、24年は9万7578人と2倍以上に膨れ上がった。このうち、搬送された患者がいた場所として最も多かったのは「住居」で38%。2位の「道路」(19%)の2倍と非常に多い。
室内で熱中症を発症するメカニズムは、大きく環境要因と身体要因の2つ。環境要因では、主に窓をはじめとした開口部から熱が侵入し、室温が上昇する。加えて、日中に窓や外壁、屋根から吸収された太陽熱が夜間にかけて室内に放出される蓄熱現象が発生し、夜間でも室内の温度が上昇する。一方、身体要因では、高齢者を中心に体温感知・調節機能の低下などによって、気付かないうちに脱水状態に陥っている場合が多い。
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