YKK AP、インテリア建材を大幅リニューアル
28年度に現状2倍の売上200億円を目標に
新たな木質インテリア建材シリーズ 「Smayell(スマエル)」を6月2日に発売。
空間提案を強化し、28年度に終了する第7次中期終了までに売上200億円を目指す。
YKK APが木質インテリア建材を大幅リニューアル、新たに「Smayell」シリーズとして6月2日より販売を開始する。20年ぶりに室内ドア・引戸をフルリニューアル、ブランドを「ラフォレスタ」から一新し、コロナ禍以降伸びているアルミインテリア建材との組み合わせ提案により新たな顧客価値の創造を目指す。リニューアルを機に、家具や壁紙などとのトータル提案に力を入れ、外部のデザイナーやクリエイターとの共同開発も行っていく。例えば、今回の商品をもとにインテリアスタイリストの窪田俊氏と7つのコーディネートスタイルを考え、リーフレットに掲載した。
将来的には改修市場やビル分野なども含めてインテリア建材を提案していきたい考えを示した。魚津彰社長は、「これまでは、窓やエクステリアの開発を優先していたが、2030年に1兆円の会社となることを目指すにあたり今後インテリア分野にも力を入れていきたい」と、現在100億円のインテリア建材年間売上高を、第7次中期が終わる28年度までに200億円にすることを目標として掲げた。
20年ぶりのドア・引戸リニューアル
リニューアルのメインとなる室内ドア・引戸の一つ目のポイントはノイズレスなデザイン。室内ドアの枠は24㎜が一般的だが「Smayell」のドアは20㎜にスリム化、扉と枠を完全に同色にすることで、すっきりとした印象を演出する。芯材を表面材で挟むフラッシュ構造のドアでは、面材と小口材の間の継ぎ目をなくすため、Vカット製法を採用。表面材を小口まで巻き込んで貼ることで継ぎ目のないデザインを実現した。

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