三協立山・三協アルミ社、高断熱玄関ドア「プロノーバ」をモデルチェンジ
熱貫流率0.78W/(㎡・K)、浸水防止性能Ws-3等級相当を実現
2018年に発売したドア厚60㎜の高断熱玄関ドア「プロノーバ」をモデルチェンジ、断熱性能と浸水防止性能を向上した「プロノーバ2」を4月1日に発売した。
国は、住宅の高断熱化を強く推進している。今年4月からいよいよ省エネ基準への適合義務化がスタートしたが、30年にはその基準がZEHレベルへと引き上げられる予定だ。「国の施策として等級5が最低ライン、等級6が標準になるように進んでいくことは間違いない」(住宅商品企画課 三浦隆弘課長)ものであり、それに先駆けて民間でも高断熱住宅へシフトする動きの高まりを感じたという。一方これまでの「プロノーバ」は、「等級5を達成するためには満足した性能を持っているが、等級6を達成するには少し心許なく、等級7については達成が厳しかった」(三浦課長)として、より高断熱な住宅にも対応するため「プロノーバ2」の発売に至った。

特徴的なのが、商品を3つの断熱クラスから選べる点。最上位の「Fクラス(ファーストクラス)」は採光なしで業界最高水準となる熱貫流率0.78W/(㎡・K)を実現しており、等級7の家づくりに適している。「C1(コンフォートクラス1)」「C2(コンフォートクラス2)」は、片開き・採光なしの熱貫流率がそれぞれ0.97 W/(㎡・K)、1.18 W/(㎡・K)で断熱等性能等級6の家づくりに適している。C2は高断熱住宅へのエントリーモデルとして比較的価格を抑えて展開。C1はより高い断熱性能を有しており、そのぶん、窓や躯体の設計の自由度を高めることができる。
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