「リ・バース60」を活用 70歳以上無利子化へ
国が高齢世帯の耐震改修を後押し
国土交通省は、高齢者世帯の住宅耐震化を促進するため、(独)住宅金融支援機構の「リ・バース60」を活用した耐震改修について無利子化、低利子化する。2025年度当初予算で主要事項に挙げた。
「リ・バース60」とは、(独)住宅金融支援機構と提携する民間金融機関が提供する高齢者対象の住宅ローンのことで、自宅を担保に資金を借り、毎月の支払は利息のみ、元金は利用者の死亡時に一括返済される「リバースモーゲージ」型となっている。新制度では、耐震改修を対象に利用者が70歳以上であれば金利をゼロとし、毎月の支払を免除する。60歳以上70歳未満の場合、金利負担を3分の1とする。なお、24年度の補正予算で同様の措置として、21.6億円を確保している。楠田幹人住宅局長は「高齢の方が、『自分の代だけしかこの家を使わないから、お金を出してまでやりたくない』という考えは当然あると思うし、気持ちとしては分かるが、命の問題なので、これぐらいやってもいいかなというレベルにまで負担を下げて、加速して耐震化を進めていきたい」と話す。
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