2024.12.25

カナダ林産業審議会(COFI)、中高層木造市場調査を実施

「今後5年で3割成長」の声 共同住宅建設の強い需要も

 

2×4工法オープン化50周年を記念して、日本向けメディア説明会を開催した。
中高層木造建築市場の可能性や、中高層木造建築を建てやすくするための技術開発の動向などを報告した。

2024年7月に2×4工法がオープン化から50周年を迎え、カナダ林産業審議会(COFI)の日本事務所も開設から50周年を迎える。この節目の年に、カナダ林産品の普及活動を行うカナダウッドジャパンと共同で、日本メディア向け説明会を開催した。

日本向けメディア説明会で。左から、COFI のショーン・ローラー日本代表、カナダウッドグループのブルース・セント・ジョン理事長、カナダ木質ペレット協会のゴードン・マレー専務理事

COFIのショーン・ローラー日本代表は、2×4工法オープン化からの50年を振り返り、2×4工法普及の実績について報告した。50年で2×4住宅の着工件数は330万件超にのぼる。COFIでは、53の木質構造に関する国土交通大臣認定を取得、そのほとんどが日本ツーバイフォー建築協会と共に取得したもので、2×4工法による耐火建築は4100件を超え、4階~6階建ての建築物は150件を超えている。


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