技術力×経営力アップで「AQビルダー」の成長を後押し

  • AQダイナミック構法による売れる商品の開発支援
  • AQ Group独自の技術力活用による安心感の訴求
  • 実践者同士のノウハウ共有による経営力アップ

AQ Groupが立ち上げたボランタリーチェーン「AQビルダー」が10月から本格始動した。
独自のAQダイナミック構法を使い、戸建て住宅をメインに3階建てまでの木造建築を手掛ける同加盟社を、技術提供だけでなく商品開発、経営など総合的に支援。手厚い体制で成長を後押しする。

AQ Groupは、大工出身の宮沢俊哉社長主導のもと、長年にわたり木造建築の研究開発を続けてきた。今年5月、その技術を公開するとともに、都市木造化を推進する目的で立ち上げた新組織が「フォレストビルダーズ」だ。新たなボランタリーチェーン(VC)として、戸建て住宅をメインに賃貸・店舗併用を含む3階建てまでの木造建築を手掛ける「AQビルダー」、4階建て以上の中大規模木造建築を手掛ける「AQフォレスト」を立ち上げ、仲間を募集。グループ内の木造建築に関わる全事業、FCを含むアキュラホームも加えた大きな組織として木造建築推進による脱炭素社会の実現に取り組んでいく方針だ。

新たなVCは、この10月から本格始動した。住宅関連事業本部 堀野雅人ビルダーサポート部長は「まずAQビルダーの数を増やしていきたい。次にAQフォレストを徐々に広げていく」と、初年度は特にAQビルダー募集に注力する考えを示す。これまで、AQビルダーの加盟検討社に対して、複数の説明会を実施。毎回全国から多数参加者が集まっている。

AQビルダーになれば、耐震性と設計自由度の高いAQダイナミック構法を自社の住宅商品に取り入れることができる。耐震性に優れたオリジナル耐力壁を使い、構造計算をしたうえで従来の在来工法より少ない柱と壁で大空間を作ることが可能となる。また、設計の自由度が高く、住んだ後の間取り変更が容易にできるのも特徴だ。

埼玉県上尾市には、AQダイナミック構法による構造体のみのモデル棟を建設した。「百聞は一見に如かず」と堀野氏。説明会でこのモデル棟を案内すると、スパンや構法に大半の参加者が驚き、技術に関する質問が殺到するという。

加えて、メリットとして堀野氏が挙げるのが「技術と安心」の保証だ。「4号特例縮小や省エネ基準適合義務化など法改正によって消費者の方々はさらに性能を求めるようになると考えられる。お客様に選ばれるために必要となるのが、技術力と安心感。あるアンケートで『工務店がお客様から選ばれない理由』として最も多かったのが“施工会社に対する不安”だった。我々の技術は多くの実物大耐震実験などで得てきた確かなエビデンスがあり、それが消費者の安心につながる」。AQ Groupとタッグを組むことで、自社だけではできない商品開発や積み上げてきた確かな技術力、AQブランドの安心感を得ることができる。

定期的に研修会を実施。宮沢社長から直接、経営のノウハウを学べる経営セミナーも好評

サポートも充実させていく。設計時の構造チェック、AQダイナミック構法を取り入れた商品開発、施工の研修を実施するほか、各社の経営コンサルティングまで行う。

月に1度、宮沢社長や他社の経営者らが参加する「虎穴(こけつ)」と称する経営者会議で実績を確認し、社長自らアドバイスを与える。「この経営指導が大きなポイント。ここまで用意しているVCは他にないのでは。本気で勝ち残り、成長したいと考える方に仲間になっていただきたい」と堀野氏。熱意ある地域工務店を手厚く支援していく。

株式会社AQ Group ビルダーサポート部
048-620-4512
https://www.aqura.co.jp/lp1/aq-builder/