社会的な大義を意識しながら地域工務店の強みを示していく
(一社)JBN・全国工務店協会 安成信次 会長
今年度から(一社)JBN・全国工務店協会の会長に就任した安成信次氏(安成工務店社長)。
地域工務店にとって厳しい経営環境が続く中で、どのような舵取りを行おうとしているのだろうか。
──地域工務店が直面している状況をどのように捉えていますか。
物価上昇の影響もあり住宅価格が高騰し、住宅着工戸数も減少傾向が続いています。地域工務店の中には、資材価格などの高騰分を価格に転嫁できていない事業者もいます。一方で人手不足も深刻化しています。来年4月からの省エネ基準の義務化や4号建築特例の縮小など、新たな法制度への対応も求められています。
一言で言えば、非常に厳しい経営環境を強いられているという状況です。私はこうした状況の中であっても、救済ばかりを求めるのではなく、工務店各自が社会のニーズをいち早く捉えて、様々なチャレンジを行っていくことが必要だと考えています。
例えば省エネの話で言えば、JBNの会員の中でも、いち早く断熱・気密性能の向上に取り組み、最高レベルの性能を備えた住宅を供給している企業は数多くいます。こうした企業は、厳しい環境の中でも確実に成果を出しています。
──住宅性能を自社の強みにしている地域工務店も増えている印象がありますが。
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