工業化住宅と在来木造の融合
大手ハウスメーカーの中で、在来木造の市場に本格参入する動きが目立ち始めている。大和ハウス工業は、「Ready Made Housing.」というメッセージで、分譲住宅シフトの方針を打ち出した。2023年度の分譲住宅の販売実績は1571戸。これを2027年度に約7000戸へと急拡大させる計画だ。併せて在来木造の分譲住宅専用商品を開発。現在は、同社が販売する戸建住宅のほとんどは自由設計の鉄骨造の注文住宅であり、木造比率は8%ほどだが、将来的に戸建分譲約7000戸の全てを木造に、木造比率を7割にしていく。
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