賃貸住宅市場、好調の理由は!?
首都圏などを中心に安心できる投資対象に
注文住宅市場が厳しい状況を強いられる中、好調を維持しているのが賃貸住宅市場。なぜ、賃貸住宅だけが好調なのか―。その要因を三菱UFJ信託銀行 不動産コンサルティング部のリサーチャーである舩窪芳和氏に聞いた。
2023年7月の住宅着工戸数は、6万8151戸となり、前年同月比6.7%減であった。利用関係別では、持家が同7.8%減の2万689戸。これで20カ月連続での減少である。分譲住宅についても、戸建は1万1066戸の同11.2%減となり、9カ月連続での減少が続く。
賃貸住宅については、3万170戸の同1.6%増となっており、好調な様子を伺わせている。2022年6月からの賃貸の着工戸数を見ていくと、前年同期比でマイナスとなったのは、2023年4月と6月のみである。
なぜ、賃貸住宅だけが好調なのだろうか。その理由について三菱UFJ信託銀行 不動産コンサルティング部の舩窪芳和氏は、「東京の都心部などを中心として、投資家の方々にとって賃貸住宅が安心感をもって投資できる対象になっています」と指摘する。
近年、個人オーナーだけでなく、不動産投資ファンドなどが賃貸マンションのオーナーになるケースが一般化してきている。1990年代後半から2000年代初頭にかけてのJ—REIT解禁といった法制度の整備によって、国内だけでなく、海外からの投資資金も日本の賃貸住宅市場に流入し始めているのだ。
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