TrustLead、Instagram分析ツールにChatGPT機能を追加
ユーザーからの複雑な質問にも即時対応が可能
建築業界特化型のオウンドメディア集客を支援するTrust Lead(広島県広島市)は、自社開発のInstagram分析ツール「Pegasus」に、ChatGPT機能を追加する。ユーザーからの複雑な質問にも即時対応が可能となる。
同社の主軸となるサービスは、Instagramの運用実績を定量解析できる分析ツール「Pegasus」。Instagramアカウントを分析・可視化することにより、フォロワー、アクセス数の増加、いいね数の増加をして集客化を支援する。競合アカウントの投稿時間やフォロワーの増減などを分析することも可能だ。23年2月から、Pegasusに、チャットを用いた自動会話プログラムを搭載した自動チャットbot機能を追加した。従来は、自動アクション機能と予約投稿機能などにより、認知拡大による新規フォロワー獲得に特化していたが、自動チャットbot機能の追加により、ストーリーズやLive配信などを利用して関心の高いユーザーへ購買施策を打つことが可能となる。例えば、ストーリーズ、Live配信へのコメント・リアクションに対して、あらかじめ作成しておいた文章などを自動返信することで、ユーザーとのコミュニケーション、クーポン配布などを自動化することができる。利用料金は5万円/月。2月にチャットボット導入後、4月までの3か月間でユーザー数は1150から1587ユーザーへと増加し、増加率は138.0%となった。
さらに今回、「Pegasus」にChatGPT機能を搭載する。22年11月にOpenAIが公開した自動応答型の生成AIで、人間が答えているかのように自然な対話を実現する。従来のPegasusのチャットbot機能では、フォロワーから投稿やストーリーズにリアクションをもらうことで自動的にフォロワーにDMでメッセージを送ることが可能だが、複雑な質問には即時返信ができず、カスタマーセンター担当が翌日以降に対応していた。工務店へのユーザーからの質問は夜に集中する傾向があり、翌日以降の対応では、機会損失などが起こる懸念があった。
Pegasusに新しくChatGPT機能が搭載されることにより、チャットbot機能による定型文の回答だけではなく、カスタマーセンターの担当者と対話しているかのような自然な回答を投げ返すことが可能になる。顧客からの質問に自動対応するのは、どのようなキャラクターのスタッフで、工務店各社のどのような強みを訴求するのかといった前提条件を設定でき、さらに、ChatGPTに各社のホームページの情報などを学習させ、質問内容に合わせてより詳細で正確な情報を回答することも可能だという。5社限定でChatGPT機能が追加されたデモアカウントのモニターを初期費用10万円、月額5万円で募集する。江島和城 代表取締役社長は「ChatGPTを活用することで、いつでも、ユーザーからの問い合わせに個別対応が可能となる。工務店とお客様の間を自然なコミュニケーションによってつなぎ、親和性を高め、『自分の工務店』として認識されるようになる」と話す。
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