2023.6.21

大和ハウス工業、東京・昭島で3棟・総戸数850戸超の大型マンションプロジェクト

第1棟目481戸の販売を9月から開始

東京都昭島市において3棟・総戸数850戸超の大型マンションプロジェクトを始動。2023年3月に着工した第1棟目「プレミスト昭島 モリパークレジデンス」481戸の販売を9月中旬から開始する。

JR青梅線「昭島駅」北口より徒歩5分の場所に位置する分譲マンション「プレミスト昭島 モリパークレジデンス」(地上13階建て、総戸数481戸)は、「東京・昭島 モリパーク」内初の住宅プロジェクトとなる。売主は同社と住友商事。長谷工コーポレーションが設計・監理、施工を担当する。竣工は24年8月、引き渡し開始は24年9月の予定。

「東京・昭島 モリパーク」は、大型スーパーマーケットや映画館、飲食店など120を超えるテナントが出店する大型複合商業施設「MORITOWN(モリタウン)」(徒歩3分)をはじめ、アウトドアショップが集結し、ボルダリングなどを体験できる体験型商業施設「MORIPARK OutdoorVillage」(徒歩3分)や、テニスコート、プールなどのスポーツ施設が充実する。また、緑豊かな広場も徒歩5分以内に揃うなど、気軽にスポーツやレジャーも楽しめる生活利便性と、自然環境を兼ね備えた立地だ。

「アウトポール工法」により、柱や梁のないスッキリとした居住空間を実現した
一部のプランには玄関に土間スペースを設けた

専有部は、ファミリータイプを中心とした1LDK~5LDKの全66タイプの多彩なプランを用意し、利便性と快適性を追求した設備やアイテムを設けた。一部のプランには、洗面所に直結し、趣味空間としても使用できる「土間スペース」を設置している。また、間取りも変更もできる「ウォールドア」やオリジナルの収納型「ワークカウンター」、汚れ物や靴などを洗う時に便利な「スロップシンク」なども用意。あわせて、同社分譲マンションでは初となる不在時においても配達物の受け取りが可能な「置き配スペース」を玄関ポーチに設置するなど、利便性と快適性を追求した。さらに、開放感のある広い空間を実現するため、柱や梁を居室の外側に出るように設計した「アウトポール工法」を共用廊下側にも採用。加えて、「玄関換気窓」やリビングドアに「通風スリット」を設置するなど、光と風を室内に取り入れることができるよう配慮したパッシブデザインを採用した。

「プレミスト昭島 モリパークレジデンス」の1/60サイズの完成模型

環境面では、生物多様性保全のため、敷地内緑地を生物多様性貢献面積率19%以上とし、「いきもの共生事業所認証(ABINC認証)」を取得。あわせて、「ZEH-M Oriented」仕様とし、建築物省エネルギー性能表示制度「BELS」による第三者認証で最高等級を取得する予定。

平均価格帯は5000万円台。JR青梅線、中央線を利用するファミリーの一次取得者層、また、昭島市内で住み替えを検討している二次取得者層などをメインターゲットとする。6月にマンションパビリオンをプレオープンし9月中旬から販売を開始する。すでに1500件超の問い合わせ、資料請求があり、パビリオンの見学予約者数は300組を超えている。24年6月までに481戸の完売を目指す。