北海道が道産木材活用の非住宅建築を登録し、利用を促進
魅力の発信と認知度向上を図る
北海道内で道産木材の活用を推進する動きが加速してきている。その一環として行われている取り組みが「HOKKAIDO WOOD BUILDING」だ。
道産木材を積極的に活用した非住宅の建築物を認定し、道産木材の魅力の発信と認知度向上を目指している。
北海道は広大な森林を保有しており、その森林面積は約554万haで、日本の森林面積の約4分の1にあたる。樹種も本州のものとは異なり、本州の人工林はスギやヒノキが主要だが、北海道にはトドマツ、カラマツをはじめとした針葉樹類のほか、カンバやミズナラ、シナノキなどの広葉樹類も生育している。中でもトドマツやカラマツ類の森林蓄積量は多く、令和3年の蓄積量はトドマツが2億4298万6000㎥、カラマツ類が9022万8000㎥となっている。
しかし、トドマツやカラマツ類は戦後から高度経済成長期にかけて植林された資源が多く、高齢級のものに偏っていることから、森林の若返りと木材利用の一体的な推進が北海道林業の課題となっている。北海道水産林務部林業木材課は、「カラマツは長らく梱包材としての利用が主流だったが、近年は建材としての注目度が高まっている。供給体制の強化と共に、需要の創出も必要であり、供給とのバランスを意識した取り組みが重要になってくる」と話す。
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