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2022.7.29

三菱地所ホーム、未来共創型オフィスをオープン

国産材を活用、感性刺激しイノベーション創出

三菱地所ホームは本社を移転し、未来共創型オフィス「TOKYO BASE」をオープンした。国産材を積極的に活用し、社員が自由にイキイキと働くことができる空間を創出。感性を刺激しイノベーション創出につなげていきたい考えだ。

三菱地所ホームは、本社を国際新赤坂ビルから新宿イーストサイドスクエアに移転するのに合わせて、様々な機能を実装する新オフィス「TOKYO BASE」を立ち上げた。社員の感性を刺激し、イノベーション創出につなげていく仕掛けとして、執務エリアに、業務から心身を切り離しリチャージできるスペース「Mori」を設置。同社が注文住宅において構造材として使用する国産材を活用し、構造材を産出する小岩井農牧(岩手県雫石町)、藤原造林(山梨県甲斐市)から提供を受けたスギ・ヒノキ・カラマツの原木5本を配置し、人工芝を施した空間で、SDGsをはじめとする社会課題や最新の外部情報に触れられるように、関連の雑誌・書籍などを充実させ、知識や知見のアップデートを促す工夫を取り入れた。

業務から心身を切り離しリチャージできるスペースとして執務エリアに設置した「Mori」
社員と顧客・取引先がリアルな共創接点を持つ場として、オープンなカフェ空間「Ground」も設置した

また、同じくスギ・ヒノキ・カラマツの原木や現場で発生する端材を活用したカフェ空間「Ground」も設置。社員と顧客・取引先がリアルな共創接点を持つオープンスペースとして活用する。「原木に触れることにより感性を刺激することで、林業に携わる方々の木に対する想いや国内の林業が抱える課題を意識しやすくなる。感性を刺激し、イノベーションの創発につなげていきたい」(同社)考えだ。さらに、Groundと、デザイナーが主に執務するクリエイティブエリアの間には、インターフェイスとなる全面ガラスを設けた。「来訪される方が、デザイナーのイキイキとした姿やオフィス内の風景を共有することで、信頼関係を高める効果が期待できる。デザイナーも緊張感を持ち仕事をすることで、課題認識を高められる」(同社)。

そのほか、社員がイキイキと働くことができる環境を整備するため、ABW(Activity Based Working)を三菱地所グループとして初採用した。ABWとは、業務内容に合わせて様々なタイプのワークポイントを自由に選択できる働き方で、執務エリアに「集中作業」、「Web会議」、「ベースワーク」、「チームワーク」、「クリエイティブワーク」、「アイデア出し」といったワークポイントを設け、社員がパフォーマンスを最大化できるように工夫している。

加藤博文社長は「住まいづくりを通じて、お客様の暮らし方が大きく変わっていく姿をたくさん見てきた。人にとって居場所が与える影響は大きい。リモートワークが普及したとはいえ、多くの人にとってオフィスも長時間過ごす場所になる。コロナ禍を経て、会社の風土や社員の意識の変革を促したいと考えている企業は増えている。国産材を積極的に活用した空間づくりのノウハウを生かして、新規事業としてオフィス空間の提案も強化していきたい」と述べた。

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