住宅もプロダクト化するのか?

宮城県仙台市泉区泉パークタウン展示場のユニテハウスのモデルハウス。「100年飽きない『箱型シンプルデザイン』」を始め、6つのコンセプトを設定している

FC事業者、ハウスメーカー、地域ビルダーなどが規格型住宅を開発し、販売を伸ばしている。人気が高まる背景の一つとして、所得が増えていかないという現実がある中で、「できるだけ低価格で、高品質なものを買いたい」と考える人が増えていることが挙げられる。フルオーダーの注文住宅には、コスト的に手が届かず、フルオーダーするほどのこだわりもなければ、時間もない。一方で、分譲住宅、建売住宅は、コストを削減できるが、間取りやデザインは決まっていて、もう少しだけ自分たちの好みや要望を入れたい。その間の受け皿として規格型住宅があり、プロが厳選したプランをベースに、セミオーダーできることが、特に住宅一次取得者である20代~40代の共働きの夫婦世帯、子育て世帯の人たちから支持を集めている。


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