半屋外空間を有効活用するアイテムが充実

コロナ禍の影響で、リモートワークが普及する中、庭空間を有効活用して「おうち時間」をより豊かにしたいというニーズが高まっている。こうしたニーズに対応して半屋外空間を有効活用する商品開発、提案が相次いでいる。

［YKK AP］敷地や用途に合わせたプランを実現
プライバシーにも配慮

YKK APは、玄関から車庫、庭まわりまで、暮らし方に合わせた自由設計で建物と調和した豊かな屋根空間を創出するエクステリア商品「リレーリア ルーフフレーム」の販売を強化する。

「『おうち時間』を充実させるため、外構に注目が集まっているが、空間道路や隣家からの視線といったプライベート空間としての配慮や、室内と室外の連続性、採光や通風を活かす空間づくりなど、一邸ごとの条件に合わせたプランが重要になる」（同社）。

そこで、「リレーリア ルーフフレーム」では、敷地や用途に合せて選べる3つの設置方法と豊富なサイズバリエーションを設定。建物の形状や構造を問わず庭の離れやエントランスゲート、カールーフをフレキシブルにデザインできる「独立式」、建物とつながり一体感のあるテラス空間をつくる「壁付式」、フェンスでは表現しにくいボリューム感のある印象的な外観を形成する「自立式」の3つの設置方法を用意した。独立式4本柱は幅6015㎜×奥行6166㎜×有効高さ3000㎜まで対応可能。また、パネル屋根もフレームに合せて自由に組み合わせられる。そのほか、プライバシー対策として、目隠しやデザインアクセント、ウォールなどのバリエーションも豊富に設定し、従来以上にプランの自由度を高めた。

［タカショー］
新ブランドを立ち上げ心地良い庭空間の提案を強化

タカショーは、新ブランド「RESONANCE（レゾナンス）」を立ち上げ、「人と自然が”共鳴”する心地良い庭空間」の提案を強化する。そのひとつが「R テラス」。無駄をそぎ落として洗練されたフレームデザインと、木目調の美しい表情が特徴の天井屋根を組み合わせることで住まいと調和し、庭にもうひとつの部屋を創出する。ガーデンソファで囲んでも綺麗に収まる機能的なサイズを設定。オプション照明を付けることで、日中とは異なる夜の美しい雰囲気を演出する。

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