2022.6.23

大和ハウス工業、つくばに実店舗「LiveStyle Shop」開設

住まいや暮らしのニーズにワンストップで対応

大和ハウス工業は、グループ企業4社と共同で、住まいや暮らしをまるごとサポートする店舗「LiveStyle Shopつくば」をオープンした。対面で消費者のニーズをくみ取り、新たなビジネス機会の創出につなげていく。


LiveStyle Shop つくば」の外観

LiveStyle Shop(リブスタイル・ショップ)つくば」は、同社が運営管理している大型複合商業施設「イーアスつくば」(茨城県つくば市)内にオープンする。新設住宅着工戸数が減少する中、全国の総合住宅展示場やWebサイトを通じた情報収集の普及に伴い、住宅展示場の来場者も減少傾向が続いている。そのような中、家族連れを中心に、年間1100万人超の人が来場し、高い集客力を誇る「イーアスつくば」に、買い物ついでに誰もが気軽に立ち寄ることができる実店舗を開設することで、リアルでのエンドユーザーとの接点を増やし、ニーズをくみ取り、新規顧客の開拓につなげていきたい考えだ。

グループ会社の大和ハウスリフォーム、日本住宅流通、デザインアーク、大和リビングと共に5社共同で運営する初の試みとなる。5社共同で運営することで、店舗に集まる、住まいや暮らしの困りごとに、相談窓口としてワンストップで対応。「注文・分譲住宅、建築用土地」、「中古住宅(購入)」、「住まい及び土地の売却・賃貸」、「賃貸住宅」、「リフォーム」、「インテリア」など、様々な分野で相談することが可能で、グループの総合力を生かし、理想の住まいを実現できるようにサポートする。

「LiveStyle Design体験ゾーン」では、大型スクリーンで実例写真やユーザーの実邸を紹介
仮想空間上の住宅展示場「メタバース住宅展示場」も体験できる

店舗内には、分譲住宅や中古物件・賃貸物件などの情報提供をはじめ、Web上で簡単にできる家づくりの体験・防音室の遮音体験、最新のデジタル技術を活用した仮想空間上の住宅展示場「メタバース住宅展示場」の体験もできるコーナーを用意。また、インテリアの提案やリフォーム・住まいの売却についての相談コーナーも設置する。さらに、新築から中古住宅・賃貸住宅まで全国の物件が検索できるコーナーも設けた。新築住宅からリフォーム・自宅の売却、賃貸・インテリアまで住まいや暮らしに関わるあらゆる情報が検索・相談・体験できる店舗とした。

インテリアコーナーでは、デザインアークによる暮らしを彩るアイテムを紹介

住宅取得時、様々な選択肢を検討
住まいの選択肢を全て見える形に

今回、「LiveStyle Shop つくば」を開設した背景には、住まいに対するニーズが、これまで以上に多様化してきていることがある。
国土交通省の建築着工統計調査によると、持ち家・戸建分譲ともに、コロナ禍の影響を受けた2020年度より持ち直し、コロナ禍前の水準に戻りつつある。

また、各種調査によると、リフォーム市場はコロナ禍の2020年度でも変わらぬ需要が存在し、7兆3000億円前後の市場規模を持つ。既存(中古)住宅市場も、コロナ禍の2020年度でも変わらぬ需要で、2021年度も堅調な状況が継続。マンション、戸建、土地、それぞれ、成約件数は右肩上がりで伸びている。

さらに、国土交通省が実施した「令和2年度住宅市場動向調査」の「住宅取得時の比較検討状況」によると、多くの世帯が、注文住宅と分譲住宅、新築と中古、戸建とマンションを、横断的に検討していることが明らかになった。

取締役常務執行役員の大友浩嗣氏は、「住まい検討の初期段階において、新築住宅か中古住宅、建替えかリフォームなどお客さまご自身の希望やニーズが具現化できていない方も多く、様々な選択肢を検討する方が増えている。『LiveStyle Shop つくば』は、新築、リフォームといった形で、何か1つに特化するのではなく、住まいの選択肢を全て見える形で提示でき、ライフスタイルの提案も含めてできる場所にしたかった。住まいに関する幅広い困りごとに寄り添う店舗にしていきたい」と話す。

顧客とのリアルな接点を持ち、ニーズをくみ取ることが目的であるため、店舗の売り上げ目標は設定していない。年間来場者目標を約3700組と設定した。戸建住宅の販売強化とリフォームや買取再販など、不動産ストック事業「Livness(リブネス)」のさらなる強化に向け、今後、東京・大阪・名古屋などの大都市圏を中心に店舗の拡大を目指す。