2022.6.10

TOTO、大建工業、YKK AP TDYアライアンス20周年で連携強化

「十人十家」を拡充、空間重視の提案へ

TDYアライアンスが20周年を機に「暮らしの中に笑顔を。」というアライアンスメッセージを新たに掲げた。今後も連携を強化して、社会と顧客のニーズに対応するリモデルの提案を進める。

さらなる連携強化を目指す。(左からTOTOの清田社長、大建工業の億田社長、YKK APの堀社長)

TDYアライアンスは、2002年2月にTOTO、大建工業、YKK APの3社で締結。「地価下落、雇用不安」、「デフレ社会」、「少子高齢化社会の進行」といった当時の市場変化に対応し、リモデル需要の創造を目指して活動してきた。

その成果として、TDY3社のリモデル売上高の合計は締結当初の2002年度から2020年度までの約20年間で、1.5倍に伸びた。TOTOの清田徳明 代表取締役 社長執行役員は、「3社それぞれの商品を組み合わせて空間提案をすることで、お客様は、『憧れの暮らし』をイメージしやすくなる」と述べる。

3社はアライアンス初期から、主に工事店向けにコラボレーションショールームやフェアを行い、中期には顧客に向けて「健康配慮」、「長もち住宅」、「CO₂削減」の3つの視点に基づいた「グリーンリモデル」を提唱、2018年以降は、「十人十家」による暮らしの提案を開始した。

「十人十家」のバリエーションを拡充
初期関心期から寄り添ったリモデル提案


この記事は会員限定記事です。
無料会員になると続きをお読みいただけます。

アカウントをお持ちの方

ご登録いただいた文字列と異なったパスワードが連続で入力された場合、一定時間ログインやご登録の操作ができなくなります。時間をおいて再度お試しください。