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2022.6.3

三菱地所ホーム、全館空調に「加湿システム」を連動

きれいな水で安全な加湿を実現

三菱地所ホームは、全館空調「エアロテック」に、医療機器メーカー、日機装(東京都渋谷区)が開発した深紫外線LEDを搭載した水除菌モジュール「PerlAqua(パールアクア)」の採用による、「加湿システム」を新たに開発した。


加藤博文社長は「新築注文住宅の一棟単価は上がっている。テレワークの拡大で、住まいに対する様々な要望が増えている」と述べた

同社は、1995年に全館空調システム「エアロテック」の販売を開始。累計約1万1000台の販売実績を持つ。継続して機器のバージョンアップにも取り組み、昨年10月には、エネルギー消費効率(COP)を従来の4.15から4.43に向上させ、床置き型全館空調システムとして業界トップの省エネ性能を実現した。

同社の加藤博文社長は、「コロナ禍によるテレワークの拡大で、住まいに対する様々な要望が増えている」と話す。その一つが快適な室内空気環境を求めるニーズであり、特に新築戸建て注文住宅における「エアロテック」の採用率は約96%に上り、好評を得ている。2021年度の新築注文住宅の受注実績は前年比4%減の323棟であったが、売上高は同9%増の205億6100万円となった。1棟あたりの平均単価は6300万円台まで上昇。「エアロテック」が住宅提案の差別化、高付加価値化、単価アップに貢献している。

日機装とコラボ第2弾
清掃、メンテの手間も解消

「エアロテック加湿システム」の仕組み

同社は2020年10月、日機装の深紫外線LEDを採用し、ウイルス対策を強化した「新・エアロテック‐UV」を開発。そして、今回、日機装とのコラボレーション第2弾として、深紫外線LEDの“水の浄化機能”に着目し、「加湿システム」を開発した。

一般的な住宅では、24時間換気で冬に乾燥した外気を直接室内に取り入れるため過乾燥になる傾向があり、ウイルスの増殖やアレルギー発症などのリスクが高まる。一方、加湿器での加湿のし過ぎや、北側の部屋や廊下などが寒いと結露により、カビやダニが発生しやすくなる。また、加湿器の水の管理や、清掃の手間もかかる。管理、清掃不足により菌などが発生するリスクもある。

新たに開発した「加湿システム」では、こうした一般的な加湿の課題を解消する。エアロテック室内機と別に、「加湿システム」を機械室内に設置し、エアロテックのダクト内部を室内の乾燥状況に応じて加湿量を自動でコントロール、冬期の室内湿度を40~50%に保つ。また、暖房時以外に誤って加湿して、住宅内やダクト内で過加湿による結露が発生しないように、エアロテックと連動して、暖房時運転以外は加湿運転しない機能も搭載した。

さらに、水の管理、清掃の問題も解消。加湿システム用の給排水工事を行うことで、除菌された水が自動で給水される。メンテナンスも年に1回だけで済む。

加湿システム搭載の「エアロテック」の年間ランニングコストは5万6200円。加湿システムをオプション搭載した場合のエアロテック(モデルプラン、約45坪)の販売価格は、344万5000円。新築住宅のほか、リフォーム・エアロテックリプレイス時に設置することも可能だ。

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