2022.4.8

ハウジング・トリビューンVol.639(2022年7号)

変化の時代に求められる住まいとは?

2021年の持家の新設住宅着工は、前年比9.4%増の28万5575戸となり、新型コロナの感染拡大による影響で、前年比9.6%減となった2020年の26万1088戸から、増加に転じた。在宅ニーズの高まりにより住環境を見直そうとする人は増えており、足元の住宅需要は好調に推移する。ニューノーマルな暮らしへの対応はもちろんのこと、脱炭素化、激甚化する自然災害への対応、世帯当たり人数の減少による平屋ニーズの高まりなど、市場環境は大きく変化している。こうした変化に住宅メーカー各社はどのように対応しようとしているのか。2021年度の住宅新商品から動向を読み解く。

目次

HTʼs eyes

住まいは、サービスを入れる”ハコ”になるのか
「あれもないこれもない」から学ぶこと

2021年度 住宅新商品レビュー
変化の時代に求められる住まいとは?

INTERVIEW

不動産共通IDで日本の不動産マーケットは変わる
(一社)不動産テック協会 巻口成憲 代表理事

TOPIC&NEWS

4月から石綿事前調査の報告が義務化
木材利用促進協定の策定が進む
発泡剤HFOの供給目途たたず

CLOSE UP

LIXIL住宅研究所 神栖市でアメリカンタウンの分譲地開発
アイダ設計 ZEH住宅の販売数が約2倍に

連載

専門紙誌4社共同企画 地域から元気を 地方創生が生み出す未来
新・住まい学「仮想空間と住まい」【後編】
玉川大学 工学部 ソフトウェアサイエンス学科
ビジュアルインターフェース研究室 教授 塩澤秀和 氏
金丸レポート【田舎再生の現場から】㊲
食環境ジャーナリスト 金丸弘美 氏

スマカチ通信 届きやすい防災・減災コミュニケーション

国連が8年ぶりに気候変動の「緩和策」報告書

FLASH

(一社)プレハブ建築協会 新「住生活向上推進プラン」を策定
エヌ・シー・エヌ 「木構造技術センター」を開設
パナソニック ハウジングソリューションズ
アブラヤシ廃材を活用した再生ボード化技術を家具市場へ
ウッドワン 環境貢献で商品のCO2固定化量を”見える化”
笑緒一 100%自然素材の塗り壁材で快適な室内環境を

Channeling Data

リビタ 「住まいの生活シーンにおける家族間コミュニケーションに関するアンケート調査」
FJネクストホールディングス 「Z世代 ひとり暮らしの生活事情」