ポラテック、グローバルホーム 越谷に4カ所目の単独展示場
地域密着の旗艦店で年間120棟の受注を目指す
ポラテック、グローバルホームは単独展示場「体感すまいパーク越谷」をオープンした。
本社を置く越谷市での旗艦店として位置付けられ、年間120棟の受注を目指す。
ポラスグループで注文住宅を手掛けるポラテック、グローバルホームが単独展示場「体感すまいパーク越谷」(埼玉県越谷市)をオープンした。3ブランド4棟のモデルハウスと、土地探しや不動産に関する相談にワンストップで応える「宅地建物課」を配し、間取りや空間、ライフスタイルなど“自分らしい”理想の家づくり”の実現をサポートする。
ポラスグループの単独展示場は2018年の船橋、柏、2021年の東浦和に続く4カ所目。ポラスグループが本社を置く越谷市に旗艦店としてオープンした。
出展モデルは、PO HAUSブランドの「和美庵」と「ARZILL」、HaS casaブランドの「Fino」、北辰工務店ブランドの「粋」の4棟。それぞれコンセプトやテイスト、外観などが異なる住宅で、ポラスグループのさまざまなタイプの住宅を体験することができる。「和美庵」は“おうち旅館”をテーマに、桧や葛、大谷石など自然素材をふんだんに使い、旅館のくつろぎを実現する。「ARZILL」はインナーガーデンが特徴で、離れ家やヌックを配すなど遊び心のある空間を配置した。「Fino」は2×6工法で南欧風の外観デザインが特徴、リビング中央にシンボルツリーを設置し室内で公園のようなくつろげる空間をデザインした。「粋」は快適性と家事楽をキーワードに、ポラスグループのオリジナルアイテム23点採用する。和美庵、Fino、粋には宿泊体験も可能であり、「実際に泊っていただき、体感してから最終決定してもらう」(橋本裕一・ポラテック取締役)ことを考えている。
もう一つの特徴が、センター棟に「宅地建物課」を置いたこと。一次取得者層が住宅需要者のメインとなるなか、特に最近は土地探しが難しくなっている。住宅部門との連携により、住宅需要者の土地探しや不動産に関する相談にワンストップでタイムリーに応えることができる。
好調なスタート
周辺展示場との相乗効果も
「体感すまいパーク越谷」は1月3日にオープン。3~5日の3日間の来場者は144組と、前年にオープンした「体感すまいパーク東浦和」の1.4倍と立ち上がりは好調だ。地元である越谷市内の来場者が大半を占める。施設内に遊具を置き、定期的なイベント開催を企画したりと、地域に密着した活動を展開する予定。
常駐する営業担当は14人で、年間の受注目標は120棟と高い数字を設定する。周辺の総合展示場における集客は「激減」しており、今後、総合展示場への来場者の「体感すまいパーク越谷」への誘致を徹底、相乗効果を高めていく。展示場間の送迎も行う考えで、予約来場者を最優先に受注促進を図る。
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