水素活用の街づくりが始まった

YKK不動産の「パッシブタウン第5期街区」では、日本で初めて集合住宅に「Power to Gas」を実装する

先にまとめられた新たな「エネルギー基本計画」において、「カーボンニュートラル時代において中心的な役割が期待される」と位置づけられた水素。

2020年2月にまとめられた「2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」では成長分野の一つとして業務・家庭部門の省エネ関連産業として電化、水素化、蓄電池活用を位置付けている。

そもそも2017年12月、日本は世界で初めての水素の国家戦略「水素基本戦略」を策定した。例えば、水素を再生可能エネルギーと並ぶ新エネルギーの選択肢とし、そのコストを従来エネルギーと同程度にすることなどを目標に掲げた。

とはいうものの、この4年間で水素活用が社会的に広がってきたとは言えない。


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