Looop、PV+蓄電池の新たなリースサービスを開始
高効率給湯なども組み合わせ、光熱費削減を最大化
Looopは太陽光発電と蓄電池のリース、高効率給湯機の導入、電力小売りをセットにしたサービスの提案を開始した。太陽光発電・蓄電池の初期コストゼロと、光熱費の削減量の最大化を実現する。
PPAの課題を解消する仕組みとしてリースが注目
国が2030年までに住宅への太陽光発電の設置率6割を掲げ、その実現に向け官民を挙げて取り組みが加速している。一方、住宅への太陽光発電の導入で最大の課題となるのが初期コストだ。設置容量にもよるが、100万円〜300万円程度と高額であるため、導入をためらう人も多い。
こうした中、初期コストゼロで太陽光発電を導入できるサービスとして、リースに注目が集まっている。月々のリース料金を支払えば、大きな初期コストが必要ない。
同じく初期コストゼロを実現するサービスとしてPPA(電力販売契約)の提案が活発化しているが、設置容量の問題がある。PPAは事業者が住宅所有者の屋根を借りて太陽光発電を設置し、発電した電力を住宅所有者に販売することで収益を得る仕組みだが、太陽光発電の設置容量が小さいと販売する電力が少なく事業としてペイできない。そのため、都市部の狭小地などでは、PPAの導入が難しいケースがある。
リースなら、事業者が住宅所有者に電力を売電して収益を得る仕組みではないため、太陽光発電の設置容量が小さくても導入できる。こうしたメリットから徐々に太陽光発電のリースサービスを提供する事業者が増えてきている。
蓄電池も初期費用0円で導入可能に
一方で、太陽光発電で発電した電力をより無駄なく自家消費するため、太陽光発電とあわせて蓄電池を導入したいといったニーズが高まっているが、太陽光発電と同様に蓄電池も大きな初期コストが掛かるため、導入をためらう人が多い。
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