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日本ボレイトが10周年 LLHグループの活動を活発化

長寿命化の実現に向け企業が集まり啓発活動を展開

日本ボレイトが創設10周年を迎えた。
日本のホウ素系薬剤の普及に大きく貢献してきた10年といえる。
節目の時期に、同社はその活動の幅を広げ、長寿命化など良質な住まいづくりへの貢献など新たな取り組みを進めつつある。


1~2日で複数の企業の体験施設を見学できるロングライフハウスツアーが好評

ホウ素系の防腐防蟻剤を展開する日本ボレイトが10周年を迎えた。

同社は、「ボロンdeガード」を主力商品に、環境や人に安全で、安心して使うことができるホウ素系薬剤の普及拡大に取り組んできた。ホウ素系薬剤は、防腐防蟻薬剤市場のなかにおいてシェアは小さいが、環境や安全に対する意識の高まり、さらには住まいを長く大切に使おうという流れのなかで着実に地盤を固めてきている。日本ボレイトは、こうした流れを牽引、ホウ素系薬剤市場ではトップシェアを持つ企業だ。

10年という一つの大きな区切りを迎えるなか、日本ボレイトはその事業展開におけるさまざまな新たな取り組みを始めている。その一つがロングライフハウスグループ(LLHG)の活動だ。

LLHGは、防腐防蟻剤をはじめ、換気・気密部材、断熱材など住まいの耐久性にかかわる複数の企業が集まり、住まいの耐久性を高める活動を進めている任意団体だ。

参加企業は、日本ボレイト、日本住環境、(一社)工務店フォーラム、旭・デュポン フラッシュスパン プロダクツ、デコス、旭化成建材、タニタハウジングウェア、アイディールブレーンの8社。もともと日本ボレイトと日本住環境がコラボレーションして施設見学などを行っていたが、参加企業を広げてロングライフに貢献するメーカーがつながろうと、さまざまな企業に声をかけ参加社が増えていった。

LLHGの目的は、住まいの耐久性を高める啓発。特に参加企業が取り扱う建材などは住宅が出来上がれば外からは見えなくなり、また、後から修理することが難しいものがほとんど。こうした建材などを選ぶ際に意識することが、住宅の長寿命化に重要だと知ってもらうことだ。

具体的な活動として「ロングライフハウス ツアー」と「ロングライフハウス ウェビナー」の2種の事業を展開している。

体験施設をツアーで巡る
1〜2日で長持ち住宅を学ぶ

先には「ながいき住宅のレシピ」を発刊、家族の健康を害さずにマイホームを長持ちさせる極意などを紹介した

ロングライフハウス ツアーは、関東圏にある各社の体験施設をツアーで巡るもの。参加費は無料だ。

一日目に、日本住環境の「研修・開発研究所」(千葉県松戸市)、(一社)工務店フォーラムの「耐震研究所」(埼玉県八潮市)、(一社)日本ホウ酸処理協会の「研修施設」(埼玉県草加市)の3会場をめぐる。それぞれの会場でミニセミナーを開催、実際の施設で体験する。例えば、「日本住環境研修・開発研究所」では、施設内に1/1スケールの木造建築モデルがあり、限りなく現場に近い環境で気密や換気施工の注意点などが体験でき、「日本ホウ酸処理研修施設」では生きているアメリカカンザイシロアリを見ることができる。二日目は、希望者に対応するオプショナルツアー。旭化成建材、旭・デュポン フラッシュスパン プロダクツ、タニタハウジングウェア、デコス、アイディールブレーンの5施設から選択して見学することができる。2020年8月からスタート、これまでに6回開催し、参加人数は延べ30人にのぼる。参加者は工務店、設計事務所、ハウスメーカーといった住宅建設にかかわる事業者がメインであるが、行政担当者や雨漏りの診断・改修の専門家なども参加しているという。最大10名の予定だったが、コロナ禍で最大5名で運営している。

参加者にとっての魅力は、やはり一遍に複数の施設を見学することができること。一日かけて、通気・気密、耐震、防腐・防蟻という耐久性にかかわる基本について学べ、もう一日時間が取れればさらに対象を広げた知識、経験を得ることができる。

台本なしのライブ感
第三者を交えた対談が好評

コロナ禍でツアーの開催が難しくなるなか、新たに開始したのが「ロングライフハウス ウェビナー」である。LLHGの参加者のなかの有志5社が集って2021年6月にオープニングイベントを開催、以降、2カ月に1回のペースで開催している。YouTube Liveで開催、参加費は無料で、毎回300人程度が視聴している。

ウェビナーが珍しいものでなくなるなか、特色を出すために、第三者の立場からライター・編集者の大菅力氏に参加を要請、同氏との対談形式とした。具体的には、参加企業一社による講演、続いて同社と大菅氏との対談が行われる。対談に台本はなく、ぶっつけ本番の大菅氏からの鋭い突っ込み、丁々発止のやり取りがスリリングだと好評だ。

これまで7月に日本住環境の釣本篤司氏が「住宅における気密について」、9月には(一社)工務店フォーラムの鈴木強氏が「wallstatを使った耐震設計と大地震対策」を開催、11月5日には日本ボレイトの浅葉健介社長が登場する「住まいと住まい手の健康を両立させるために」を開催する。

長持ちする家づくり
一社で活動する時代ではない

ロングライフハウス ツアーはコロナ禍のなかでしばらく中止していたがこの10月から再開、ウェビナーは当初の計画では年度内で5回分を終了する。LLHGでは、今後もウェビナーの合間を縫ってのYouTubeでの動画アップなど、新たな企画を温めている。また、グループの輪を広げるべく様々な会社に参加を呼び掛けていく考えだ。「一社で活動する時代ではない。みんなで情報共有し、みんなで情報発信する、そんな取り組みを加速していきたい」と、日本ボレイトの浅葉社長は語る。

安全・安心な住まいを長く持たせる──ホウ素系薬剤の普及拡大を通じた日本ボレイトの活動は、防蟻や防腐といった領域にとどまらず、住宅のあり方そのものへと広がってきている。

日本ボレイトは、手軽に扱えるホウ素系防腐防蟻薬剤「シロアリホウ酸水」を発売した。天然の有効成分で、居住者や施工者など人に安全で、環境にもやさしいことから安心して使用することができる。また、施工はハケやローラー、噴霧器で簡単に施工できることが大きな特徴。新築やリフォーム時の使用はもちろん、DIYにも最適な商品だ。

日本ボレイト株式会社
☎03-6659-5785 https://borate.jp/ ロングライフハウスツアー ロングライフハウスウェビナー

 

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ハウジング・トリビューンVol.631(2021年22号)

特集:

2030年住宅への設置率6割は可能か
初期費用、条件不利地域へのソリューション

国は2030年に住宅での太陽光発電の設置率6割を目標とする考えを示した。
現状の設置率は1~2割とみられ、非常に高い目標と言える。
100万円以上を必要とする「高額な初期費用」や、十分な発電効率を得るのが難しい「条件不利地域」といった課題があるなか、住宅事業者は設置率6割に向けてどのように取り組んでいけば良いのか──。
住宅太陽光発電マーケットの最前線を追う。

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