(一財)住まいづくりナビセンター 理事 河田崇 氏

リフォーム評価ナビ、運営11年目に

リフォーム市場の健全な成長へ
消費者、事業者の双方を支援するサイトに

2021年4月でサイト開設から10年が経過し、11年目に突入したリフォーム評価ナビ。
(一財)住まいづくりナビセンターが運営する公正・中立なリフォーム事業者検索サイトとして、認知度も高まってきている。
次の10年に向けて、リフォーム市場のなかでどのような役割を担っていこうとしているのか。同財団の河田崇氏に聞いた。


1社に絞った見積依頼が4割超
工事規模が大きなものが多い傾向も

──11年目に突入したリフォーム評価ナビですが、今の状況をどのように捉えていますか。

私は新たに6月から当財団の理事に就任したのですが、当財団は社会的に非常に意義のある活動を行っていると感じています。

実際にリフォーム工事を行った消費者の口コミ情報、実際の施工事例を公開することで、事業者と消費者の情報の非対称性を解消し、より健全な形でリフォーム市場の育成を促していこうという設立当初の目的を忘れることなく着実に成長しています。

リフォーム事業者検索サイトということで、一般的なマッチングサイトと比較されることもありますが、リフォーム評価ナビはマッチングに関する紹介手数料や、成約手数料は一切もらっていません。リフォーム事業者の方々の会社情報と、実際にリフォームを行った方々の口コミ情報・施工事例を公開することで、消費者が自分にあった、信頼できる事業者を選択できる機会を創ろうとしているのです。この点が一般的なマッチングサイトとは一線を画す部分です。


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